220812

8時まで熟睡する。人がいると寝られない、と思っていたけど案外寝られるものだ、と安心。

シャワーを浴びて盆の国を読む。死者を弔うという行為は、もちろん死者に対して行われることではあるけれど、本当のところは残されたものが気持ちを清算するためにつくられた時間なのだと思う。世の中では当たり前にそう思われているのだと思うけれど、子供の頃はそれに気付かなかった。これは生きているものがこれからも生きるための仕組みなのだ、と気付いたのは祖父が亡くなった頃くらいかもしれない。やっぱりお盆は祖父のことを思い出す。おしょらいさんのように会えたら、とすら思う。恋人が起きてくる前に泣き顔を水で冷やす。

恋人が起きてきたので昨日と同じように洗濯、朝ごはん。冷しゃぶサラダのレタスが余っていたので、ベーコンとたまごと一緒にサンドイッチにする。これがめちゃくちゃ美味しかった。
昼ごろに恋人の家に行く。一度も行ったことがない、と言うと周囲にええっ、と驚かれていたのだが、ようやく行った。行ったけど外観だけ。めちゃくちゃ汚いからと入れてもらえない。これまで話に聞いていた原付や駐車場などが実在しており、聖地巡礼みたいな気持ちになる。
相手の車に乗り込み、比叡山に出発! の前に、コンビニでコーヒーを買う。車で駐車場があるコンビニに行ってコーヒー買うのって久しぶり。セブンのコーヒーは平日にしか飲まないから仕事の味がする。ガソリンスタンドで洗車をして(車拭くのって楽しい)、いよいよ出発。

学生の頃は何度か山中越えを通ったことがあったが、それ以来。別当町の交差点に来るとワクワクする。ここ数年行くたびに閉まっていたジュネスが開いていてめちゃくちゃでかい声が出た。閉店したわけじゃなくて本当によかった。

比叡山ドライブウェイに行くのは初めて。思っていたよりすぐに絶景で笑っちゃった。地図どおりの湖南の形。ここからでもでかいプリンスホテルってすごい。
夢見が丘展望台で降り、湖南の風景を堪能する。おそらく実家もあるはず、でも120秒100円の望遠鏡にお金を払うのもなーというケチ根性が働いて、多分あの辺、で終わった。今書いてて思ったけど120秒100円なら払ってもよかった気がする。
ソフトクリームを買って、別の展望台から景色を眺めつつ食べる。炎天下でのソフトクリームが久々すぎて、溶けるスピードに食べるスピードが追いつかない。ぼたぼた零しながら食べた。

上がればあがるほど涼しくて、エアコンなんていらない。窓を全開にして、風を受ける。蝉の鳴き声も次第にミンミンゼミになる。この真夏にこの涼しさは不思議!
山の切れ目からちらりと見える琵琶湖の景色もいちいち綺麗。「涼し〜」「わ!(琵琶湖)」の繰り返し。
途中でまた展望台を見つけて降りる。こちらは大津市街と京都市街を両方見られる場所。山ひとつでしか仕切られていないのに、これほどまでに街並みが違うのはすごい、山というものの存在の力強さを感じる。そりゃ信仰の対象にもなるわな。遠くに霞がかかった大阪市街も見えた。「あそこまで通勤してるの、アホらしいですね」「ほんとだよ(相手は京都で働いている)」展望台のあちこちで、京都タワーや御所、近江大橋などを指差して盛り上がっている人たちがいた。有料道路だからか治安がいい。

もう少し車を走らせてもらって、相手が延暦寺を見たい、というので延暦寺バスセンターへ。結局1000円という拝観料に怯んでやめた。お土産やさんを見ていたら相手がおもむろに「蕎麦食べない?」と聞いてきたので、見ると鶴喜そばの暖簾がかかっている。そういえば比叡山にもお店があったんだった。鶴喜そば大好きマンなので食い気味に承諾。待っている間も鶴喜そばベタ褒めトーク。パンでお腹いっぱいだったのでざる蕎麦を半分こ。蛍光灯の下で食べるのが昔のサービスエリアっぽくて楽しい。プラの湯呑みに入ったお茶とか。
相手も褒めてくれてよかったな。関東の人に蕎麦勧めるのって緊張する。

そこからしばらく走ると比叡山頂。ちらっと見えた景色にを見るとなんと湖東のほうまでしっかり見えるではないですか。同じような画角に飽き始めていたけど、さすがにこの風景にはまた声が出る。
比叡山頂のガーデンミュージアムの中に展望台があって(わりと地上からでも見えるくらい存在感がある)、せっかくだからと入る。展望台モクで入ったけど見たことがないかわいいお花がいっぱい咲いていて、いいにおい。でもちょっと怖かった。花が怖い話って意外と共感を得られる。

展望台は一周ぐるっとガラス張りになっていて、申し訳なさげにベンチがあり、絵が飾ってある以外何もないストイック空間。最高。この世の全ての展望台はこうあってほしい。
大原、湖東、湖南、京都市街地、大阪と、今日見た景色が全部一気に見られる。しかも静か。いい……。しみじみ眺めていたら相手のカメラで写真を撮られた。あとで撮られた写真を見返していたら、全部カメラ初見の人か、野生動物みたいなびっくりした顔をしていた。変な顔のときを撮られるくらいなら最初から今撮って! と言った方がいいな。学び。

雲行きがあやしくなってきたけど降らない。むしろ他の街に雨が降っている様子がありありと分かる。すごい斜め、と言いながら見ていたらでっかい虹が出ていた。イラストみたいな虹。しかも少しずつ薄くなっている様子まで分かった。虹をここまでしっかり見たのは初めてかもしれない。自然に至れり尽くせりされている。

だらだら見ていたら17時半。本当は仰木まで走り切ってから大原経由で帰る予定をしていたけど、山頂で満足しちゃったので帰ることに。
山のあちこちでひぐらしが鳴いていて、反響しているよう。日が沈んだらどれほど涼しくなるんだろう。京都市街に近づくにつれ、少しずつ蒸し暑くなっていくのがいやだった。

ついでにカナートでごはんを買う。焼き鳥といなりずし。ニトリがあるのも思い出したのでフライパンも買っちゃった。ミスドは我慢した。
車を停めて、また私の家に帰る。ご飯を食べて、またお酒を飲んでしまった。サッポロビ。明日は禁酒します。

ドキュメント72時間をやっていた。恐山の回を見るとやはり祖父のことを思い出す。時期もあるのだろうか。ドキュメント72時間ってぶっ通しで何本も見ると胃もたれみたいになる。ひとつひとつが濃いから、少しずつ観たい。それにしてももうすっかりロングラン番組だ。よく観てたの高校生か大学生くらいだったものね。

樹木葬の回を見ていたら相手が見るからに半目で眠そうになっている。「ねるのもったいないよ……」と言いながら2秒後に寝そうな顔をしていたので布団を出して寝た。まだ休み2日目とは思えない濃密さ。

220811

6時前に目が覚める。人が家にいるとゆっくり眠れない。シャワーを浴びて、することがないのでもう一度寝る。9時に痺れを切らして相手を起こした。

いつもの朝ごはんだけどトーストにミートソースの残りとチーズをのせて焼く。おいしいし楽だし豪華。洗濯物を干している間に相手が切ってくれたいちじくを食べた。いちじくをそのまま食べるのって初めて。当たり前だけど、いちじく入りの焼き菓子のおいしい味のところを全部集めた味。ぷちぷちが楽しい。白いふわふわのところは少し渋かった。もう少し日を置いたほうがいいのかな。あと3つある。

支度をして家を出る。二人でわたわたと支度する時間が好き。眼鏡屋に行くも、相手のお眼鏡にかなうものはなかった様子(しょうもないギャグを書くな)。細いハーフリムのウエリントンを薦めたが良すぎて「ウー」しか言えなかった、しかもそれを「イマイチ」と捉えられてたと知ったのは夜になってからだった。軽井沢の夏シャツを貸した時も思ったけど、私は眼鏡の男に生まれ変わったら身につけたいものを選びながら生きている気がする。自分の向こうにいる理想の人間の存在を見ながら服を選んでいる。結果的にそれが似合っている(と思っている)からいいのだけど、思想としてどうなんだよ。

錦市場の牡蠣屋さんで生牡蠣、サザエ、いくらにおろしがかかったものを頼み、日本酒一合を半分こする。お酒は絶対飲みたいわけではなかったが、気分を盛り上げるために。初生牡蠣、もちぷる。サザエを食べたのはいつぶりだろうか、幼少期に祖父がよく獲ってきたやつをたくさん家にもってきてくれていた。ちゃんと食べたのってそれ以来かもしれない。あのずろん、と身を引き出す感じが出来る、と楽しみにしていたら、丁寧に身が切り分けられたやつが貝殻に収められていた。うずまきすらなかった。サザエを食べるたびに祖父を思い出す。お盆だし、もうすぐ命日だ。

そこから4番に乗って糺の森にいく。下鴨納涼古本市。最初かつ最後に行ったのは当時つきあっていた人とで、しかも半分見たくらいで土砂降りになりすごすごと退散してしまった思い出がある。その後すぐふられたせいもあってなんとなく足が遠のいていた。すぐそういうことになるから、本当に好きな場所には恋人と行くなよと自分を責めるのだが、どうしてでしょうね、来てしまう。人間は過ちを繰り返す生き物なので。主語をでかくしてしまった。
閉場ぎりぎりまでじっくり見た。最初は恋人と一緒に周っていたが、すぐにしれっと別行動になる。
各店舗の前で足を止め、深呼吸。息を吐き切ったら棚にずんと向かう。それが私なりの準備運動。夜は短しで「深海魚たち」というタイトルがついていたのは古本市を漂う人々の比喩だったと記憶しているが、本当にそう。これほどまでに多くの人がいるのに会話は少なく、みな静かに本棚と対峙している。その中に自分もいる。首筋を伝う汗を手拭いでぬぐい、うちわを仰いでぬるい風を受けながら、背表紙のひとつひとつを眼でなぞる。ぬろぬろと移動するさまは本当に深海魚のよう。木漏れ日でひかる地面も水面のようだった。

結局手持ちが少なく、坂口安吾全集のうちの1冊とカラーブックスの日本の市章(東日本編)の2冊だけを買った。耳に入って印象に残った会話「風俗史って、歴史のほうの風俗やで」「知ってるわ!」/「でも教授より俺のほうが知ってるってこともあるやんか」「ん〜」(私はそう思ったことが一度もなかったので驚いた)

端で相手と合流、あまりにも暑いので友和堂でジェラートを買う。ピスタチオ、相手はマンゴー。下鴨神社に入る直前のポールにもたれて食べる。あつあつの身体がすーっと冷えていくのを感じる。無心でたいらげた。

スーパーに寄って帰宅。暑いから冷しゃぶうどんに決定!
相手の戦利品を見せてもらう。大阪万博のガイドマップ。床に広げてこの間行ったときのルートを辿る。隙間から入場券のカードが出てきた。別のパビリオンのパンフレットには、ブルガリア館のレストランのナプキンが挟まっていた。私が持っているガイドブックと照らし合わせて、当時の万博を想像する。お互い大阪万博のことが好きすぎるのよ。

冷しゃぶをつくって、枝豆を茹でて、冷ましている間にシャワーを浴びる。
うどんを食べたら眠くなったので、わりと早い時間に寝た。23時くらい。

220810

またしても始業ギリギリまで寝てしまう。朝イチの打ち合わせが存外早く終わり、隙間時間で洗濯機を掛けたり部屋を片付けたりしながらゆるゆる仕事。
お盆休み前日なんだからもう惰性でしか仕事したくない、と甘い考えでいたが、お盆休み前日だからこそここぞとばかりに仕事や連絡関係が押し込まれてゆく。途切れがちな集中力をどうにか繋ぎ止めながら、よたよたとメールを打ち返していった。

雑穀米と西友ひよこ豆カレーで昼ごはん。時間に余裕があったのでオクラを焼き、レトルトカレーをゆがく鍋で卵も一緒に茹でた。夏って感じの見た目。雑穀米本当においしい。子供の頃は白米原理主義者で、玄米も雑穀米も許せなかった。もちもちのごはんが食べたいだけなのになんでそんなことするん、と。ところが大人になったいま、その魅力がようやく分かるようになったと思う。おかずを食べるためのデバイスとしてのご飯ではなく、ご飯もご飯としてしっかり味わいたい。そして少量でもしっかり食べた感覚を得ておきたい。そういう、これまでにはない欲求がふつふつと湧き起こってきたのがこの4,5年の間だったのだろう。今日は山盛り食べたけど。デザートにまたキウイを半分食べた。

食べ物の話は延々と書けるのに仕事のことは書く気にならない。みんなお盆前に自分の手元に爆弾を置いておきたくないのだろう、ギリギリまで連絡関係が飛び交う。19時に退勤したが、まだ腹落ちしていない仕事がいくつかあった。とりあえず恋人(結局こう書いてしまうな)と合流。行ったことのない場所のコンビニにいるというのでそこに向かう。地元野菜のコーナーがあり、いちじくが安かったので挑戦してみようか、と買った。なすも3本100円で買ってしまう。流れでなすのミートソースを作ることに。

帰宅、片付け切っていなかった仕事と電話数本。その間、相手はずっと火の鳥を読んでいた。持って帰ってほしい。読みたいけど。仕事が終わった瞬間にばんざい、お盆休みの始まりだ!

手始めにミートソースを作って、休ませている間にシャワーを浴びる。パスタを茹でて、サラダと一緒にいただきます。適当に作ったわりにおいしくできたと思う。書いていて醤油を入れるのを忘れていたのを思い出した。まあおいしかったからいいか。白ごはん.comありがとう。
きょうのお酒は氷結のアセロラ。おいしい! おいしいお酒って大体限定品。いつもこの感じで在ってほしい。

食べながらお盆の計画を立てる。「我が家は計画とか立てないタイプなんですよ……」と言われたけど、家庭単位で言われたのが新鮮だった。まあ確かにお盆って家族単位で動くか。そう思うと家族以外の誰かとお盆を過ごすのって初めてかもしれない。おしりのはしがむず痒いような気持ち。照れですか? 動揺?
とりあえず明日は眼鏡ですかね、という結論に至る。ついでに行きたい場所がいくつかあるので、そこも周れたらいいかな。明後日以降のことは都度考えることにした。天気が少し心配。雨天でもドライブできたら嬉しいけど、私は免許がないから黙っていようと思う。

早起きしてください、と言った途端、相手が怯み出して早く寝ようよ、と言いまくってくる。しょうがなしに1時前くらいに寝た。

220809

8時半まで寝る。今日は在宅勤務。適当に朝ごはんを済ませて、洗濯機を回しながら仕事を始める。
そこはかとなく体調が優れない。在宅勤務が始まった時に間に合わせで買ったスツールが腰に合っていない気がする。かといって今更買うのもなーなんて思うし。少し調べたけど椅子って高い。
仕事は大したことないはずなのにずっとばたばたと忙しい。そのくせ在宅だと集中力が切れ切れになって困る。作業机の隅にずっと日記祭で買った本を並べていて、打ち合わせの合間や疲れたタイミングで開いて読み込んでしまう。それで15分のロス。ロスではないが。それでも出社時だらだらコンビニに行っていることを思えば、仕事への向き合い方はさほど変わっていないのかもしれない。

お昼、マルタイラーメン。アスパラとベーコンと卵を放り込んで食べた。それとキウイを半分。キウイの鮮やかな黄緑色を見ると元気になる。きみは溌剌としていていいね。食べ終わってからしばらく昼寝。在宅勤務はすぐに眠れていい。

昼からの打ち合わせ、相手の遠回しな言い方が気になる。もっと簡潔に言ってくれたら良いのに、一度ざっとゆっくり話してから、要するに、つって要約っぽい感じでもう一度話す人だった。要せてなかった。時間が限られているのだから、終盤巻いてくれたらよかったのにな。結局押して終わった。疲れた。

18時くらいに洗濯物を取り込む。そうしたら体にくっと入っていた力が急に抜けて、やる気が消えてなくなってしまった。急にスピードが落ちる。残った仕事をどうにかこうにか倒しきったのは20時前。ダメだな……。

運動がてら自転車を出して遠くのスーパーに行く。遠いけど道中の街並みが好きだった。ぬるい空気がじとっと肌を撫でていく感じ。適当に着ていたシャツが、ロームシアターで観たくるりのアンテナ再現ライブの時のだったことに気づく。まさか京都で生活しているとはね。首元がゆるゆるになったシャツに、月日の経過を思う。
切らしたコンソメとかを買う。コンソメ売り場を見つけるのがいつも下手くそ。パスタのコーナー、トマト缶のコーナー、スープのコーナーをいつもぐるぐる周ってしまう。中華材料の棚の並びにあった。中華あじは味の素の棚にあるのに、もうわけわかんないよ。次は忘れない。キウイのチューハイは棚からなくなっていた。やはり箱を買うしかないのか……。ずっと食べたかった雑穀米の小分けパックが売っていたので買った。

カットレタスと豚肉をポン酢で炒める。半額になっていたまぐろのお刺身と納豆と一緒に晩ごはん。食べる前に雑穀米を入れたお米を吸水させていたけど、体が動かなくて必要以上に吸水させてしまう。どうにかおいしそうな炊き上がりになってよかった。豆のふっくらしたよい香り。今すぐたべたいけど我慢〜。明日のごはん。

自転車を漕いだせいかくたくたになっている。早めに寝る。

220808

会社に行く。昨日のうちにアイスコーヒーを飲み切ってしまったのでいまいち締まりのない朝。
昨日は結局1時半ぐらいまで起きてしまっていた。何をするわけでもなく、ただぼんやりとtwitterを見ていただけ。終わっている。そのせいか無性に眠い。電車で爆睡。

偶然に偶然が重なり、今日までにやらないといけない仕事が大量発生。その対処に追われていたらいつの間にか一日が終わっていた。合間に滑り込みでフワちゃんANN0を聴く。千夏ネキ……。ラジオを聴くようになるまで、テレビに出ている人たちがやっていることを「仕事」としてみたことがなかったけど、芸能人がやっていること・仕事気にしていることや眼差しって案外普段の仕事と似ているのかもしれない。

お昼、午後イチで打ち合わせをする予定の後輩と食べに行く。天丼。店員さんに顔を覚えられてしまっていた。しばらく行かない。
午後からも打ち合わせやら作業やら。合間で総務に呼ばれて、退職手続きの話を聞く。よくよく聞くと退職届がまだ総務に届いていないらしい。総務の人も困っていたし、何より私が困る。社員には領収書はすぐ回付ってしつこく言うくせに、ええ身分ですね。
次の職場は試用期間中は社会保険ないんですよと話していると、それ違法やけど大丈夫? と言われる。ええー。己の無知を呪った。呪ったけど、行きたかった会社だし、三ヶ月だけだし、という気持ちのほうが大きい。また周りにはやりがい搾取されてるよ、と言われそうだけど、やりがい搾取で許される歳って今のうちだし。
年金とかの話って本当に難しい。こういうのってみんなどこで勉強するんだ。泣きそう。いろいろ言われたけど、天引きされていた分を自分で払わないといけなくなるってだけか。ひとまず国保にするなら区役所に行かなければならないということが分かった。また行かなあかんのか、左京区役所。

19時過ぎに仕事に一旦ケリをつけ、御堂筋のスタバに行く。御堂筋本町のスタバだと思っていたらもう少し南のスタバだった。そこで友人と合流。お願いしていたブツを受け取る。お互い平日だし、何よりこちらの仕事が残っていたせいで少しだけ喋って相手を見送る。私はそのあと仕事。だらだらと。20時半ぐらいに退勤、ひとまず家に帰る。
いろいろな形のビルに包まれた御堂筋を歩いていると、自分がぱきぱきと律されていく感覚に陥る。京都でぐでんと暮らすのも好きだけど、たまにこうして都会に出て背筋をピッとする時間も必要。おしおし、仕事やるぞー、というしなやかな闘志。単純にビルが好き。

帰って、疲れたのでスパムのはしっこと目玉焼き。それと昨日のかぼちゃスープに納豆。野菜が全然ない。明日スーパーに行こう。疲れたからもうあと二日は在宅にする。自分を律するとか言ってたくせに。

いろいろなブログを読んだり、残った仕事を片付けたりしているうちに2時だった。在宅勤務に浮かれすぎている。

220807

8時ぐらいに起きる。よく寝て気持ちいい目覚めだったけど、昨日の記憶のなさに顔面蒼白。相手を起こそうとしたら、相手の布団に呼ばれて10時ぐらいまで二度寝した。
夢。カブに乗ってイオンモールに来ている。駐輪場が見当たらなくて、広い敷地内や立体駐車場を走り回る。そういえばヘルメットをしていない。原付ってヘルメットいるよな。そもそも免許持ってなくない? やばい無免許。そこで目が覚めた。昨日相手からしきりに免許を取れと言われたせいだろうか。起きるなり話すと鼻で笑われた。

昨日と同じ朝ごはん、でもベーコンのかわりにスパムを焼く。真四角な上にこんがり焼けて建築資材みたいな見た目になった。建築資材何もわからんが。
朝ごはんを食べてまた横になる。昨日不透明になっていたお盆休みの話。行きたいところをいろいろ聞き出す。古本市、大原、比叡山、琵琶湖、紀州路快速に乗る、等。とりあえず眼鏡を買いに行きましょう、と半ば無理やり決めたけど口約束だからまたすぐ変わりそう。車でしか行けないところは、免許無し人間からは強く言い出せない。

一日ごろごろしていた。ネサフしては寝、ラジオ聴いては寝。
昨日の非礼を詫びる。「もう素直に早寝しなよ」と言われて反省。せっかくの土曜日だから夜更かししたいのに。酒が悪いのか。寝言を訂正してから寝た後、「勉強してるんで……」という謎の寝言をまた言っていたらしかった。何の?

お昼は昨日の残りのチャンプルーと冷凍ごはん。万願寺とうがらしも焼く。箸休めに梅干しも。デザートに先週食べられなかった桃を剥く。あまりにもぶよぶよだったので腐っていたら……と思っていたがむしろ熟れ熟れでおいしかった。こんなおいしい果物があっていいんですか。意味がわからない。エロい味がする。アダムとイブが食べた果実が桃だったらもっと大変なことになっていたかもしれない、とつぶやくと「りんごは知性の象徴だから……」とマジレスされた。「桃は?」「桃はおしりの象徴」「おしりの象徴!」「いや、長寿だよ」「ですよね」
夕方にお腹を壊してうんうん唸っていたものの、落ち着いてからまた昼寝した。充電って感じ。友人からかわいいLINEスタンプが返ってきて「かわいい!」と言ったら横で同じ動きをしていた。成人男性なのにしろたんと同じ動きをしないでほしい。

近所でお祭りをやっているというのを思い出し、夜に会場らしき場所に行ってみたが何もなかった。どうやら終わっているらしい。でも人気がなくて静かなので夜の散歩が捗った。マスクをすこしずらすと夏の匂いがする。青い。焼肉屋さんができていたのを知って、軒先でGoogleマップを開いて偵察。安いし良さげ。焼肉もいいなー。お盆は夢が広がりんぐ。
そのまま駅まで行って解散。まあどうせ三日後に会いますしねー、とぬるっと別れる。

帰宅、アスパラと松山あげでペペロンチーノを作る。先週買ったかぼちゃでポタージュも。あしたから仕事なの嫌すぎる。通勤めんどくさ〜。でも総務から呼び出されている。きっと退職手続きの話。健康保険証の話を聞いておきたい。歯医者のこともあるし。

溜まっていた日記を書く。恋人って書くの恥ずかしい。かといってなんて書くべきかもパッと思いつかない。苗字呼び捨てって感じなのにな、苗字呼び捨てで呼んだことないのに。大谷って書こうか。大谷翔平と同い年だから。シンメトリーだし。みたいなしょうもないことを考えているうちに23時半になっている。さっさとお風呂に入って寝たい。

220806

8時前に目が覚める。たいへんよく寝た。
昨日浴びそびれたシャワーを浴びて、相手を起こす。洗濯をしながら朝ごはんづくり。もうすっかり名実ともにスクランブルエッグ担当大臣。おいしい卵をいただく。歯医者が憂鬱なので大切にとっておいたフィナンシェとガレットも食べた。
だらだらしていたら遅刻しそう。慌てて洗濯物を干し、化粧をする。相手は知らない間に布団に戻っていた。布団越しに肩をつついて「行ってきます」と言うとねむたい声で「きをつけて」。蒸し暑い中自転車を漕いで歯医者に行く。

丁寧な問診票ときれいな内装にビビる。歯が痛い、にマルをつけて、予約した時は痛かったけどもう痛くない、と書く。診察室に入る前に歯のレントゲンを撮られ、個室で病院案内のパワーポイントを見せられた。カウンセリングまでされて焦る。地元の歯医者では考えられない厚遇。評判が良さげなところを選んで予約したけど、もしや高級な歯医者? 高級とかある? と思いながら診察料の心配ばかりしていた。
先生がめちゃくちゃ京都弁でアー京都! と思う。ディッキーズの診察衣ってあるんだ。前の親知らずの抜歯が怖かった、と伝えてたせいか、口を開けてくださーい、と言われてぼんやり開いただけで「いいですねー!」と褒められた。
「結論から言うと、親知らずです。でも様子見で大丈夫」結論から言う人好き〜。でかい画面にレントゲンを写され、親知らずの存在をありありと見せつけられた。親知らずが育ってきており、そのせいで歯茎が炎症を起こして痛くなっていたとのこと。でも見えてきていないから今は無理やり抜こうとしなくていいらしい。(日記をつけていると自然な流れでこういうことをメモできるからいいな)しかも上の歯は下と比べると段違いで抜きやすいとのこと。別物だと思って来てもらって大丈夫、と言われて安心する。
最後に炎症をおさえる薬を打ってもらった。「これを打てば元の何事もなかった簗川さんに戻れるので」という言い方がまるでゾンビを真人間に戻すかのような口ぶり。打つ、と言われて身構えたが全く痛くなくて何をされたのかイマイチ理解していない。注射? 15分水飲むのもうがいも禁止、と言われたが受付が混んでいてちょうどよく15分待てた。診察料も普通の値段。クリーニングの予約をしたから月末にまた行く。

外を出ると大雨。ぼだぼだに降っている。一番に洗濯物、二番目に恋人の寝姿を思い出し、絶望的な気持ちで濡れながら自転車を漕いで帰宅。部屋に戻るなり恐る恐るベランダに目をやると洗濯物がさっぱりなくなっている! 全部お風呂場に移されていた。布団から顔を出した恋人に「ありがとうございます!!」とデカい声で言った。期待してなさすぎて失礼だ。
お昼はUberでパスタサラダを頼んで食べた。セロリやアスパラが入っていてオシャレな味がする。野菜欲が満たされる。

夕方までダラダラyoutubeを観たりtwitterを見たりする。くまきちの動画を一生見ていた。眠くなってきたヤ〜。
相手もお盆の帰省を諦めるらしく、せっかくだから何かしましょうやと計画を立てる。新しい眼鏡が欲しいらしい。恋人の眼鏡を買いに行くのずっと夢だったんだけどこんな容易く叶うもんですか。相手はダサい眼鏡を外すと実は凛々しいという漫画みたいな顔立ちをしているので、オシャレな眼鏡を買ってくれ〜という気持ちと格好よさがバレるとイヤだ〜ずっとインディーズバンドでいてよ〜的感情がないまぜになる。他の予定は相手の出不精のせいで全く決まらなかった。

陽が落ちてきたので晩ごはんを買いに行きがてら散歩。普段と違う道を歩いていたら、お寺の軒先に猫が二匹いたのに気づいてふらふらと境内に入ってしまう。奥へ進むと10匹くらいいた。かわいい! 子猫もいる。しばらく隅で猫の様子をながめていた。蚊に刺されまくって退散。お盆も見にこよう、と話しながらスーパーに行く。
ゴーヤチャンプルーの材料と、いかのお刺身。あとはレバーパテが食べたくなってそれも買った。気分でビールはモレッティ。今日は下拵えだけ相手にお願いして、炒めるのはこちらが担当した。おいしいですね。もうすっかりゴーヤは平気になった。相手の下処理がうまいのか、自分の舌が慣れたのか、どっちだろう。今度お店で食べてみたい。

モレッティを空けて、キウイチューハイを飲む。おいしい。あまりにも美味しいので、割り勘して箱で買う? という話になり真剣に悩む。嵩張るからな〜。あと、絶対にどこかで飽きるからな〜。でも限定だし日持ちするし、でもな〜。酔いで頭が回らず、判断を先延ばしにした。

また今日もアホみたいに酔ってしまって、記憶がなかった。
何か寝言を言ってしまって「今の寝言なんで忘れてください」と言ったのが記憶で残っている最後。