220710

10時前まで寝る。やっぱり実家の布団は痛い。背中がバギバギになった。
母親が買っていた甘い菓子パンを食べ、帰り支度。服を鞄に詰めていたら、これ食べ〜、とサッポロ一番塩ラーメンをもらった。もっと渡せるもんあったらええねんけど、と言われるけど、そんなこと気にしなくていいのにな。

父親の車で最寄り駅まで行く。10分もない距離なのであまり深い話はせず。生まれる前からあった近所の銀行が、改築で更地になっていることを教えられた。ここ数年で地元のいろいろな建物が更地になっている。街のターンオーバー。

ロータリーで父親と別れ、人生で最も尊敬している友人と合流する。会うのは4月ぶり。元気な色の柄ものワンピースを着ていたので、良い! と言ったら「カレーっぽいかなと思って」とのこと。我々は今日、地元にできた新しいカレー屋を偵察するために集ったのであった。
久々に会った友人は、新しい環境での仕事に戸惑いながらも、冷静に仕事をこなしているようだった。私が担当している案件の業種と近しく、色々と現場の話を聞く。接点のない業界の話を聞くのは楽しい。相手にとって私もそういう存在になっていればいいのだけど。
注文したのはタンドリーチキンのカレー。投票済証があれば大盛りかトッピングをサービスとのことだったが、投票済証っていつももらい方がわからない。大学の近くに住民票を移している友人は、投票所に積んであったよーとご飯大盛りにしてもらっていた。
さらさらのカレー。地元のカレー屋といえば画一的トンマナのインドカレー屋かココイチだったので、このスタイルが地元で食べられるというのはかなり新鮮なことだった。友人が食べていたトマトのカレーもおいしそう。夢中で食べてしまった。

混雑してきたのですぐに店を出て、近くのスーパーを冷やかす。彦根梨のチューハイと友人おすすめのかき氷グミを買う。滋賀はやっぱり物価が安い。気がする。平和堂の企業努力かもしれないが。友人と各々の食生活を披露しながら好きなものをプレゼンしあうのは楽しい。雑な生活でこういう回あったな。

その後、電車で移動。島の関のカフェ・gururiに行く。レモンケーキとアイスコーヒー。お店の雰囲気がとても好き。うるさくなくて落ち着く。改めて腰を据えて互いの近況などを話した。
途中でゲーミングパソコンのビカビカをイジるくだりがあり、ゲーミングパソコンとヤン車は少し似ているよねという話。虹色に光るものってどうしてあんなに面白いんだ。
混雑していなかったおかげか、1時間と少し、ゆっくり話ができた。また行きたい。

琵琶湖ホテルの横を抜けて、湖岸に出る。
比叡山に雲がかかっていて、山頂ははっきり見えない。こうして見るとなんて山が近い街なんだろう。大阪に住んでいた頃、落ち着かないのは山が見えないせいだなんて冗談で言っていたけど、本当にそれはあると思う。

一人暮らしを始めた頃は、近いんだから地元も一人暮らしをしている街もそんなに変わらんでしょ、と思っていたが、地元は地元だなあと思う。時間の流れが違うし、自分の気の持ち方も少し変わる。ゆるいゼリーに足を突っ込んでいるようなぬるい穏やかさ。安心するけど、安心しきっていることに不安になる。

大津京のあたりはマンションがめちゃくちゃ増えた。街としてしっちゃかめっちゃかになってしまったなあ。いろいろなパーツを無理やりひっつけたみたいな、まとまりのない街。いかにも郊外って感じだ。昔はジャスコと紅葉くらいしかなかったのに……。
琵琶湖は相変わらず琵琶湖臭い。妙に水位が高くて、歩道の縁まで波がきていた。風が涼しいのは琵琶湖のおかげだろうか、京都大阪では考えられない気持ち良い気温だった。
少し散歩したあと、アーカスの吹き抜けにあるベンチで座って話し込む。気がついたら18時半になっていた。浜大津駅で解散する。

途中、スーパーに寄る。なす、甘長とうがらし、おくらと鶏むね。冷やし中華が食べたくて、マルタイ棒ラーメンとサラダマリアージュも買った。
帰宅後すぐにそれらの野菜を焼き浸しにする。焼けたそばからタッパーにぽんぽん放り込んでいくだけの作業的料理。めんつゆを使い切ってしまった。今度買う。
同時にたまごを茹でてピクルスにし、空いた鍋で鶏むねを茹でてほぐす。ごはんも炊いた。これで今週はどうにかやっていけるだろう。久々に常備菜を作れて精神的な安定感がすごい。
あまりお腹が空いていなかったので、甘長とうがらしを焼いたやつと、さほど浸かっていない焼き浸しのなす、食べラーをかけた冷奴で晩ごはんをすませた。選挙速報の結果にげんなりする。げんなりしたけど議席数が全てではない、はず、だから。

だらだらシャワーを浴びたり片付けをしたりしていたら24時をまわっていた。憂鬱な気持ちで布団に入る。